道の駅 おこっぺとは?
北海道オホーツク地域の酪農の町・興部町(おこっぺ)。
そこにある「道の駅 おこっぺ」は、鉄道の車両に泊まれる無料宿泊体験ができる、全国的にも珍しい道の駅です。
旧国鉄名寄本線の遺構を活かした施設と、乳製品を中心としたご当地グルメが融合し、訪れる人々に強い印象を残します。
基本情報
所在地:北海道紋別郡興部町幸町
札幌からの距離:約290km
車での所要時間:約5時間(高速道路経由)
営業時間:9:00〜18:00(夏季)、10:00〜17:00(冬季)
定休日:年末年始(12月31日~1月3日)
主な施設:
・無料トレインステイ(列車の宿泊施設)
・物産販売コーナー
・軽食&カフェ
・観光案内所
・トイレ・駐車場完備(大型車・バイク可)
設立の背景・エピソード
「道の駅 おこっぺ」は、1995年に廃止された名寄本線・興部駅の跡地を有効活用する形で整備されました。
鉄道廃止による地域の寂しさを埋めるように、かつての列車を宿泊施設として再生。
“旅の思い出をもう一泊”というコンセプトで、観光客との交流を生む施設へと発展しました。
また、酪農業が盛んな興部町の特産品を広める場としても機能しており、道の駅の果たす役割は年々広がっています。
見どころ・特徴
🚃 1. 列車に泊まれる「無料トレインステイ」
旧名寄本線の車両を改装した宿泊施設「トレインステイ」。
なんと1泊無料(要予約)で宿泊可能!
鉄道ファンだけでなく、家族連れやライダーにも人気です。
🧀 2. 酪農王国おこっぺの乳製品が充実
- 「おこっぺチーズ」「おこっぺバター」など、品質に定評のある地元乳製品
- ソフトクリームやチーズスティックなど、気軽に味わえるご当地グルメも必見
🛍️ 3. 道の駅限定グッズや加工品
- 興部産の牛乳を使ったスイーツや飲料
- オホーツク地域の海産物・農産物も充実
- 鉄道グッズやご当地キャラクターグッズも販売
🧭 4. 周辺観光・アクティビティの拠点に
- 「オホーツク海沿いドライブコース」や「道の駅 スタンプラリー」の中継地点に最適
- 紋別・紋別港、滝上町の芝ざくら公園などの観光地にもアクセス良好
まとめ
「道の駅 おこっぺ」は、鉄道と酪農を融合した個性派道の駅です。
とくに列車での宿泊体験は、全国的にも非常に珍しく、ここを目的に訪れる価値があります。
✅おすすめポイント:
- 列車に無料で泊まれる特別体験
- 高品質な乳製品をお手頃に楽しめる
- 地域の歴史と特産品を学べる展示や案内も充実
今後もトレインステイの維持・活用を中心に、地域と観光客を結ぶ魅力的な交流拠点として進化が期待されます。



















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