道の駅 うとろ・シリエトクとは?
知床半島の中心地・ウトロ地区にある「道の駅 うとろ・シリエトク」は、世界自然遺産・知床観光の出発点として多くの旅人を迎える拠点。
「シリエトク」とはアイヌ語で「地の果て」。まさにその名の通り、雄大な自然と人々の暮らしが共存する“地の果て”の玄関口であり、知床を体感する前にぜひ立ち寄りたいスポットです。
基本情報
所在地:北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-8
札幌からの距離:約410km
車での所要時間:約6時間30分(高速道路利用)
営業時間:
・4月〜10月:9:00〜17:00
・11月〜3月:9:00〜16:00
定休日:年末年始(12月31日〜1月5日)
主な施設:
・観光案内カウンター
・知床世界遺産センター連携展示コーナー
・物産販売エリア(海産物・工芸品など)
・テイクアウトカフェ・展望スペース
・駐車場・EV充電スタンド
設立の背景・エピソード
知床が2005年に世界自然遺産に登録されたことを契機に、観光客が急増。
地域では、観光案内・情報発信・休憩施設の整備が課題となっていました。
そこで、知床の玄関口であるウトロ地区に、地域資源と自然を活かした観光拠点を設ける計画が進行。
2011年に「道の駅 うとろ・シリエトク」として正式登録され、地元の人と観光客の交流の場としても機能するようになりました。
見どころ・特徴
(1) 🧭 知床観光の情報がここに集結!
観光案内コーナーでは、知床五湖・知床岬・カムイワッカ湯の滝など、旬な情報をリアルタイムで案内。
登山やクルーズの注意事項など、自然と向き合うためのガイドが充実。
(2) 🛍️ 知床ならではの特産品を販売
- 地元で水揚げされた昆布・ホッケ・サケなどの海産物
- オホーツク産の加工食品や地元クラフト雑貨
- 知床牛・鹿肉を使った缶詰やレトルト商品も注目
(3) ☕ 展望スペース・カフェで一息
海を見渡せるテラスでは、ウトロ港を望みながらコーヒーやソフトクリームが楽しめます。
冬季には流氷、夏には夕陽が見える絶景スポット。
(4) 📷 フォトスポットや展示も豊富
知床の動植物や四季の自然を紹介するパネル展示もあり、学びながら観光のイメージが膨らむ空間。
クマやキツネの剥製展示、アイヌ文化紹介なども充実しています。
まとめ
「道の駅 うとろ・シリエトク」は、知床観光の“入口”として必要な機能を全て備えた旅のナビゲーションセンター。
おすすめポイントは:
- 自然を学べる展示と最新観光情報
- 地元グルメと手仕事品の豊富さ
- オホーツク海を望む絶景の立地
今後も外国人観光客への対応や、自然と人が調和するエコツーリズムの発信拠点としての強化が期待されます。
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