道の駅 阿寒丹頂の里とは?
北海道釧路市阿寒町に位置する「道の駅 阿寒丹頂の里」は、優雅に舞うタンチョウ(丹頂鶴)と、心も体も温まる天然温泉が楽しめる癒しの空間。
阿寒湖や釧路湿原に近く、道東観光の立ち寄りスポットとして多くの人に親しまれています。
基本情報
所在地:北海道釧路市阿寒町上阿寒23線36番地1
札幌からの距離:約310km
車での所要時間:約5時間(道東道経由)
営業時間:9:00~17:00(施設により異なる)
定休日:年末年始(施設により異なる)
主な施設:
・観光案内所
・阿寒マルシェ(物産販売所)
・レストラン鶴雅
・丹頂の里温泉「赤いベレー」
・阿寒国際ツルセンター「グルス」
・キャンプ場、RVパーク、ドッグランなど
設立の背景・エピソード
阿寒町は、天然記念物タンチョウの生息地として知られています。
しかし、かつては開発や生息環境の変化により、タンチョウの数は激減。地域の有志や研究者たちが保護活動に取り組んだ結果、徐々に回復してきました。
この保護活動とともに、「観光」と「自然保護」の両立を目指して1996年に開設されたのが道の駅 阿寒丹頂の里です。
道の駅としては珍しく環境学習と自然体験を両立させた拠点であり、ツルと共に歩む地域の姿勢が反映された施設でもあります。
見どころ・特徴
🦩 1. 阿寒国際ツルセンター「グルス」
道の駅の隣にあるツルの展示施設。
通年でタンチョウの姿を見ることができ、冬には給餌風景や求愛ダンスも間近で観察できます。バードウォッチャー必見!
♨ 2. 天然温泉「赤いベレー」
旅の疲れを癒してくれる日帰り温泉施設。露天風呂やサウナ、休憩スペースも完備されており、地元民にも愛されています。
🛍️ 3. 阿寒マルシェで地元の味を満喫
釧路・阿寒エリアの特産品や工芸品が並ぶ販売所。
特に「阿寒ポーク」や「ツル型のクラフト雑貨」、「地元産の山菜加工品」などはお土産にもおすすめ。
🏕️ 4. RVパーク&キャンプ場も併設
キャンピングカーや車中泊利用者向けのRVパークが整備されており、アウトドア観光の拠点としても高評価。ペット同伴OKのドッグランもあります。
まとめ
「道の駅 阿寒丹頂の里」は、道の駅という枠を超えた、学びと癒しの体験ができる総合施設です。
阿寒湖や釧路湿原へのアクセスも良く、道東観光のスタート・中継地としてもぴったり。
✅おすすめポイント:
- 一年を通じてタンチョウが見られる希少スポット
- 温泉・物産・キャンプが揃った複合施設
- 観光と自然保護の融合を実感できる道の駅
これからもエコツーリズムの拠点として、さらなる魅力発信が期待されます。
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